20231106-1110 USDJPY 週間まとめ
■今週まとめ
●前週まで
①高値から下降→②H4節目到達。
③雇用統計の下降あり。
H4節目でサポートされるか、下降継続するか、の場面。
●全体感
・前週の雇用統計の結果を受けて下降→その影響で今週戻り売りが入るかと思ったが、結果は戻り売りらしい戻り売りなく下降。前週高値付近まで上昇して終了した。
・個人的には日足MA付近、H4戻り高値付近からの戻り売りを予測していたが入らず。H4節目を上抜けてからは目線を上。但し、前週高値付近の売り圧力があるので、警戒しつつ買いを狙った。
・このような一方的な上昇、押し目がない上昇は、やややりにくさがある。特に1990高値付近で売り圧力が見えているだけに、151.0から上は買いの判断が難しい。
●値動きポイント
④雇用統計の下降
→⑤H4節目サポート、サポートされるかブレイクするか。まずは④下降の戻り売り待ち。戻り売りでサポートされれば買い。
⑥戻り売りから149.5サポート確認。
→買いポイント。但し日足MA上にありでレジスタンスされれば、日足MA~149.5のレンジになる可能性あり。
⑦日足AM上抜け
→ここから上のレジスタンスラインは150.0とH4戻り高値。
⑧H4戻り高値もみあい
→三尊崩れ、損切上昇。三尊の大きさ的には妥当だったが、崩れて上昇。ここは戻り売りと下からの買いの攻防ポイント。今回は下からの買いが強いので、レジスタンスのフォーメーションができても、落ちづらい場面ではあった。
⑨三尊崩れて上昇。
→大きく伸びる場面ではあるので、短期のプライスアクションで買い。
⑩151.0付近のもみ合い
→前週のWTのクラスターあり。この辺りからの買いは警戒したい。
⑪サポートライン。
→売られているがサポートライン形成。サポート確認で買い→但し151.0でレジスタンスされる可能性があるので、レジスタンスされたら即撤退。
⑫前週高値付近到達。
→週末、前週高値付近。押し目形成されれば買いだが、浅い押し目、高値更新からの買いは控えたい→週末のポジション解消の売りに巻き込まれるのを避ける。
●今週ポイント
・支配的な方向との逆フォーメーションに注意。
→前週の高値からの下降を見れば戻り売りが入る確率が高いと思っていた。テクニカル的には⑧のH4戻り高値は妥当な水準(FR50%付近)。市場参加者もそう見ている層がそれなりにいたようで、三尊形成。
但しこのポイントはそれまでの状況では買い優勢→下降すれば買いが入りやすい場面。この三尊では下降に転換するのは難しかったようだ。
下降するとすれば、一旦下降して高値を試して高値を切り下げた場面。
逆に、今回のように三尊が崩れれば、損切の上昇が見込めるため、買いポイントになる。
●来週展望
・今週は押し目なく上昇→前週高値付近。
→買いは強い状況だが、1990高値付近でレジスタンスされる可能性あり。高値更新からの買いは手を出しにくい場面。
押し目形成からの買いを狙うか、レジスタンス~押し目買いを受けて上昇~レジスタンス売りを狙うか。
高値掴みに注意することと、高値レジスタンスからの売りのタイミングの見極めに注意したい。