20230515-0519 USDJPY 週間まとめ
■今週まとめ
●前週まで
①週足クラスのネックラインから下降②。
大きくは三角持ち合い形成中。
→ブレイク待ち。
③週末の上昇で④戻り高値上抜け。
→H4クラスも目線が上に転換。
上昇した先で利確の下降なし→買い優勢局面。
→基本戦略は買いで考える。
●全体感、値動きポイント
・全体感
週を通して上昇して終了。
→要因としては、各種指標の結果の影響と、デフォルト懸念の後退。
①ネックラインを抜けたかどうかは、週足ではヒゲになっているので、来週確認必要。
・値動きポイント
⑤上昇の起点は全米小売売上高の結果。
⑥重要なラインだった、前月高値を上抜け。
→前月高値から①付近まではレジスタンスがなく、上昇しやすいチャートだった。
ファンダの要素も加わって上昇。
⑦H1MAサポートに上昇していたので、これを割るまでは目線を買い固定で問題なかった。
⑧週足ネックライン上抜けしたが失速、H1MAも下抜け、WT形成して下降。
→この値動きで相場が、ネックライン上抜けしたかどうかの見方が分かれた。
来週のぽいんとになりそう。
●今週ポイント
・目線は上、買い固定。
→前週の値動きで市場の目線は上に転換、買い優勢。
→前月高値上抜けでレジスタンスラインがなくなったので、サポートのH1MAを割るまでは、目線は買い固定。
・ファンダメンタル要因での上昇。
→デフォルト懸念の後退と各種指標(全米小売売上高と新規失業保険申請)の改善。
→結果を予測するのは意味がないが、結果を戦略に組み入れることは重要。
特に前週週末の下降がデフォルト懸念だっただけに、これが後退したのは大きかった。
●来週展望。
・ネックラインを抜けるかどうかが大きなポイントになりそう。
→上抜けすれば、140.0付近のH4節目付近までの上昇は見込める。
140.0は10円単位のキリバンなので、強力な節目になりそう。
→レジスタンスされれば、三角持ち合い形成、ネックライン付近でのレンジになる可能性。
■日別
●0515
①前週末は上昇して終了、利確の下降がないことから買い優勢局面。
→基本戦略は買い。
窓開けスタート。
②136.0付近の攻防。
→買うなら下からか、136.0を上抜けした後の押し目買い。
③136.0抜けで④前月高値付近までの上昇があるとみたが、WT形成して下降。
⑤V字上昇。
→この乱高下と高値を抑えられたことで、市場の迷いが見える。
●0516
前日の⑥のレンジ継続。
→基本は買い戦略だがブレイク待ち。
もみ合いの下降から⑦前週安値サポート。
⑧全米小売売上高の結果を受けて上昇→⑨前月高値レジスタンス。
→基本的には静観。
●0517
前日の⑧の上昇→⑨のレジスタンス。
→前週安値と前月高値でのレンジ形成→ブレイク待ち。
⑩前月高値ブレイクから上昇。
→高値をブレイクしたことで、押し目買い戦略。
→⑪、⑫押し目買いポイント。
●0518
前日の上昇で基本戦略は買い。
但しネックラインに近いので高値掴みに注意。
⑮ネックライン付近到達。
→買いが優勢だが、静観するところ。
結果的には上昇したが、節目ありで抜けてから押し目買いを狙った方が無難。
●0519
前日の上昇でネックライン上抜け。
→ファンダ的にも目線は買いだが、ダマシを疑うところ。
⑯の下降でH1MAサポートされたので、上昇継続するかと思ったが、⑰H1MA下抜けで下降。
⑱日足節目レジサポ転換で上昇したが、前回高値付近で抑えられて下降。
⑲ネックラインの下で終了した。
→ネックラインを抜くかどうかは、市場のコンセンサスが取れていないようだ。