20230619-0623 USDJPY 週間まとめ
■週間まとめ
●前週まで
①高値ブロックを上抜け→②日足節目到達。
③日足MAサポート。
④先週の上昇は、利確の下降なしで終了。
→買い優勢。
②レジスタンスされるか、上抜けして上昇継続するか、の場面。
●全体感
・先週の上昇の勢い継続で144.0付近まで上昇して終了。
・動きの要因となる指標の結果は良くはなかったが、ユーロ圏の指標悪化でユーロが売られ結果としてドルが買われたのが要因にあるようだ。
・テクニカル的には、②の節目は1997高値が重なることもあり、重要だった。この節目に気をつけていれば、基本的には買いオンリーのスタンスで問題なかった。特に売る要素はなかったと思う。
●値動きポイント
④前週の上昇から買い優勢だが、②日足節目ありで買いには注意が必要なエリア。
⑤直線で下降しているが、全体の状況からみても買いを狙う場面。
→戻り売りは検討しない。
⑥高値試し→米国休場。
→レンジ予測、静観エリア。
⑦WT形成→高値切り下げ下降。
→売りが狙えるポイントだが、買い優勢局面→下降したところには、買い勢力が待っていることを考慮する。
⑨再度高値試し→下降。
→売りポイントだが、高値が切りあがっているので注意。
⑩レンジからの上昇。
→押し目、レンジ形成。テクニカル的には上値試しから三尊形成の可能性もあった。
結果的には上昇したが、注意が必要な場面ではあった。
⑪上昇の後のもみ合い。
→前日陽線で買いを狙うポイント。
→結構な勢いで上昇したので、逆張り派の売りと利確に注意。
但し、逆張り派の売りは買いのチャンスだった。
値動きはやや荒い。
●今週ポイント
・⑫の節目でのテクニカルスタンス。
→日足節目、1997高値の強力な節目。多くが意識するポイント。
→注意点は高値掴み。利確が入る段階で買いを行わないこと。
→基本戦略は、押し目を待って高値までの買い。
または、FM崩れ、高値更新の押し目買い。
→逆張りの売りは慎重に。
・上昇要因だったファンダメンタルの考慮。
→日米の金利差拡大、指標発表の結果、ユーロ圏の指標の悪化、等が大きく動く要因となった。基本的には予測して動けるものでもないので、結果をもとに行動の指針に修正を加えるのがベター。