20230710-0714 USDJPY 週間まとめ
■今週まとめ
●前週まで
①145.0の高値ブロックを下にブレイク→②下降。
→③日足節目、1991高値付近。
→H4の押し安値を下に抜けて、短期の目線は転換しているが、日足以上は上。
→まずは③を下抜けるかがポイント。③を下抜ければ、④の日足押し安値を下抜けるかどうか。この辺りの節目は強力なので、レンジになる可能性もあり。
●全体感
・週を通して下降→137.5付近まで下降したが、終値は前月安値を上抜いて終わった。
・①の高値ブロックを下抜けしたことと、H4以下の目線が下になったので、それなりの下降はあると思ったが、予想以上の下降だった。
・下降要因としては、日銀の政策変更が示唆されたため、のようだ→ファンダ要因。
・週を通して基本的には売りの対応で問題なかった。
→但し、節目の見極めと逆張り派の参入予測による安値つかみの注意と、値ごろ感による買いを行う注意は必要だった。
→週を通して売り優勢局面だったが、個人的にはタイミングが取りづらかった。
●値動きポイント
⑤日足節目+1991高値のライン。
→ゴトー日のため、実需の上昇の可能性があるポイント→一旦は戻りが発生することを考慮。
⑥上昇したところで戻り売りの下降。
→意外と大きく戻りが入った。売りやすいポイントだが、直近の上昇を考えるとタイミングがやや難しい。
→個人的には、小さめの戻りから⑤で再度サポート。抜けるににしてもややもみ合うかと思ったが、そのまま下降した。
⑦日足押し安値。
→ここを抜ければ日足クラスの目線が下になるポイント。もみあいもほとんどなく抜けた。この時点で上位足も目線が下になったので、基本戦略は戻り売り固定。
⑧⑨高値からは大きく下降しているので、逆張り派の押し目買いが入っているが、下降継続。
→値ごろ感での買いを注意するポイント。
⑩前月安値。
→レンジなったが抜けて下降継続。
⑪このラインは週足クラスのWBのネックライン付近。
→節目になるところだが、これまでの勢いから考えると抜けてもおかしくなかった。
⑫上昇→前月安値を上抜けて終了した。
→週末でポジション解消、利確の上昇の可能性あり。
●来週展望。
・テクニカル的には、前月安値と週足クラスのWBネックラインの節目でサポート、買いが入ってもおかしくないところ。
→レンジになる可能性。
・ファンダ的には、大きく下降した結果を見て日銀の対応が注目される。
→日米の金利差が縮小する可能性があると、テクニカルに関係なく、下降する可能性もあり。
・基本的には売り戦略。
→現在はH4の戻り高値付近、戻り売りと⑫の上昇の押し目買いが攻防するエリア。
まずはどちらに抜けるか確認が必要。抜けた方向に戦略は修正する。