FX ~波の探求~

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20231030-1103 USDJPY 週間まとめ

20231030-1103 USDJPY 週間まとめ

■今週まとめ

●前週まで

①150.0付近のもみ合いから、②上抜けしたが週末は下降、③日足MAサポートして終了した。

一旦150.0上抜けがダマシになった→このまま下降するか、日足MAのサポートを受けて再度上昇するかの場面。

ファンダ的には、日米の金利差あり、指標の強さもあり、買い優勢局面。日足MAは過去にもサポートされており、押し目買い候補。

●全体感

・日銀の金融政策の報道を受けて上昇→1990高値付近まで上昇した→買いの強さ確認。押し目買いがあるかと思ったが、高値からは下降。週末の雇用統計の結果を受けて下降加速。日足MAを下抜けして終了した。

・日銀の報道を受けての上昇はニュースの上昇でどこまで伸びるか不明だったのと、150.0付近の売りに警戒で対応できず。この上昇を取るならどこかで飛び乗りが必要だった(短期足での対応は可能だった。)この上昇を受けて市場的には買い優勢と見て、押し目を探ったが、押し目の形成なく全戻しで終了した。

・市場の流れと、個人的な解釈のずれで対応が難しい週だった。

●値動きポイント

④前週の下降は日足MAのサポート。

→今週は日足AMでサポートされるかどうかが最初のポイントだった。

⑤日足MAでのWB。

→長い下ヒゲ確認、反発の強さ確認、買いポイント。但し、H1MAが上にあるのと高値でレジスタンスされればWT形成で戻り売りが入る可能性。

⑥WT形成→戻り売り。

→日足MAで逆三尊の可能性ありで静観。逆三尊形成されれば買いだった。

⑦149.0サポート。

→日銀の報道を控えていたが上昇スタート→オセアニア時間だったのと、前週安値、日足MAのレジスタンスありで対応できず。

⑧日銀報道を受けて上昇。

→一気に上昇、150.0以上はどこまで伸びるかのレジスタンスラインが不明だったので静観。短期足でのエントリーは可能だった。

⑨1990高値付近まで上昇。

→買いの強さは確認したが、伸びた先で高値掴みに注意。一旦レジスタンスされて下降で押し目を探る場面。

⑩フラッグ状の下降。

押し目を探る動きだったが、サポートされずに下降した。

⑪150.0付近V字反転。

→サポートの可能性の高いライン。待ち構えていたが、V字反転で対応できず。

⑫雇用統計の影響で下降。

●今週ポイント

・⑧の急騰に対しての対応。

→上昇中は押し目ができなかったので、短期足を見ての対応になる。

→伸びきった後、押し目形成について。

個人的には⑧の上昇を見て買いの強さを確認して押し目を探った。但し、急騰で節目がないので、押し目の見解が分かれる可能性も考えた。チャートを見ても押し目は入っているようだが、見解が分かれた分、力が分散、大きな流れにはならなかったようだ。

但し、FRBの利上げ打ち止めで日米の金利差が縮小する思惑もあったようだ。

●来週展望

・雇用統計の弱さ、FRB利上げ打ち止め影響、日銀の金融政策の修正影響でこれまでのように買い優勢では進まないだろう。

・但しテクニカル的には、日足の目線は上→買い優勢。先週の下降で買いを探る動きが入ってくるので、高値試しの上昇はあるはず。高値レジスタンスされれば、下降するか高値付近のレンジになる可能性。

・日足の押し安値付近のサポートと、150.5付近の売り圧力で、この間の値動きになる可能性。