20231218-1222 USDJPY週間まとめ
■今週まとめ
●前週まで
①高値からの下降→②1991高値到達、安値試し。
下降継続するか、サポートされて上昇するか、の場面。
●全体感
・②1991高値でサポートから上昇したが、③トレンドラインでレジスタンスされて下降→再度②を試す結果になった。
・前週からの②でのレンジブレイク後は戻り売りを警戒しつつ上昇。その後は、下降の戻り売りと安値からの上昇の押し目の攻防を見つつ、エントリーする展開だった。
・③のトレンドラインレジスタンス後の売り買いの攻防待ちを除けば、割とはっきりと売り買いのバイアスをかけやすい相場だったと思う。素直にトレンドフォローで問題なかった。
●値動きポイント
④前週からのレンジ形成。
→ブレイク待ち。
⑤ブレイク後→⑥押し目形成。
→レンジ上限でのレジサポ転換。⑤のブレイクで買い固定。押し目買いを狙うところ。
⑦強めの上昇。
→⑤のブレイクで目線は上、買い固定だが、強い上昇で押し目なし。
⑧ネックライン+トレンドライン。
→節目が重なるところ→伸びた先で高値掴みを警戒するところ。
⑨押し目形成。
→強めの下降。⑦の押し目買いを狙うところだが、下降の勢いを見て、慎重に押し目を確認。
⑩レンジ形成。
→⑦押し目買いと⑧戻り売りの攻防エリア→⑨の下降が強いため、レンジになった。セオリーなら、高値試しの上昇を狙うところ。
⑪レンジブレイク。
→ブレイクして売り固定。
⑫戻り目形成。
→サポレジ転換。
⑬1991高値再度試し。
→サポートの強さでカウンターの買いを狙えるところ。安値掴みに注意するポイント。
●今週ポイント
・レンジの見極めと、レンジブレイク後の目線の固定。
→今週ははっきりしたレンジと、ブレイク後のトレンドフォローを行う展開になった。基本的には、高値と安値では、プルバックからの天井の試しで更新がないとレンジ形成の可能性が出てくる。
レンジの期間が長いほどブレイク後の値動きは急になる。この時点でダマシを確認してトレンドフォロー。
●来週展望
・欧米はホリデーシーズン。市場参加者が少なくなるので、値動きは鈍くなる可能性。
・テクニカル的には②のサポートライン付近。前週、再度サポートされたので、上昇するか、ブレイクするかの場面。上昇した場合は、⑩付近とのレンジになる可能性あり。ブレイクした場合は、140.0付近までの下降はあるだろう。但し、140.0が強力なキリバンなので、一旦はここで止まる可能性あり。