20230626-0630 USDJPY 週間まとめ
■今週まとめ
●前週まで
上昇継続→144.0付近。
日米の金利差が開く中、ドル買い、円売りの流れは続く可能性。
週末は上昇して終了。
→利確の下降がほとんどないので、買い優勢局面。
●全体感
結果的には心理的な節目と日足の節目が重なる145.0到達で終了した。
→基本的には多くの人が描いていたシナリオ通りの展開だったのではと思う。
売る要素があまりなかったと思われるので、基本戦略は押し目買いで問題なかった。
但し、上昇が続く中、大きく伸びた先では逆張り派が待ち構えているような印象も受けたので、高値掴みには注意が必要だった。
日本政府の円安警戒で介入の可能性があったことも要因。
●値動きポイント
①前週上昇した先→窓開けからスタート。
→窓開け後の値動きの確認。埋めれば高値付近なので静観。
②下降して押し目形成。
→個人的には前週の流れからするともう少し浅い押し目からの上昇でもおかしくないと考えていた→逆張り派の売りと、買いも短期で利確をしている可能性。
③H1クラスフラッグ形成。
→フラッグのブレイクで、フラッグの規模感から大きな伸びを期待したが、前週高値でレジスタンス。
④押し目形成。
→この下降で高値からの逆張り派の売りの警戒必要。
⑤高値更新しているが更新弱い。
→こういったところは逆張り派の売りを警戒。
⑥浅い押し目から上昇しているが、上昇のペースは鈍い。
→攻防がみられるポイント。
⑦⑧伸びた先での逆張り派の売り。
⑨心理的な節目の145.0、日足節目が重なるポイント。
→到達した瞬間、逆張り派の売り。
→今週の到達点。
→指標の結果次第だが、このヒゲで今週の145.0突破はないと感じた。
●今週ポイント
・基本的には売る要素はあまりなかったので、買い戦略オンリー。
→値ごろ感だけで売らない→流れ的には上昇、売った先には押し目買い勢力が待ち構えている。
→売るならテクニカル的な要素、上位足でのFM形成→買い圧力の上昇→損切の誘発を確認すること。
・145.0付近の心理的な売り圧力と、日足節目の意識。
→強力なキリバンになるところ。売り勢力は必ずいるので警戒が必要。
・逆張り派の存在の感知。
→上昇したところからのA字の反転が目立った。伸びたところを狙っている逆張り派の存在があったので、高値追いは警戒が必要だった。
●来週展望
・145.0付近、日足節目の存在がポイントになりそう。
→抜けるにしても、この付近の攻防はあるだろう。攻防の結果次第では下降もあり。但し、全体的な流れは上昇→下降した先には押し目買いが待ち構えている。
→現在は下降、押し目形成中。押し目からの上昇がどうなるかがポイント。レジスタンスされればH4クラスのWT→それなりの下降する可能性。
下降すればH4クラスの押し安値、143.0付近への下降の可能性。
ブレイクして上昇すれば、150.0が目標値。
・指標発表の結果に注意。
→来週も雇用統計を始めとした重症指標あり。発表後の値動きに注意。