20231016-1020 週間まとめ
■今週まとめ
●前週まで
①150.0到達から下降→②日足MAまで調整してサポート。
③高値試しの上昇して、再度150.0到達したところ。
150.0を上にブレイクするか、レジスタンスされて下降するか、の場面。
ファンダ要因で基本的には買い優勢、但し、150.0からの売り圧力で上抜けする確率はかなり低い。
→押し目の調整があれば買い。売りは買いの強さを見ると厳しそう。
●全体感
・150.0付近のもみ合いで終了した。
→日米の金利差と指標の好調さをみれば買いだが、150.0での売り圧力が見えているだけに買うことができない構図が見て取れた。
→エントリーするなら調整で下を試したところを狙いたかったが、調整の値幅が狭く、タイミングをはかるのが難しかった。エントリーできる場面は少なかった。
●値動きポイント
④150.0付近、高値を試してから下降フラッグ形成。
⑤149.5サポート上昇。
→この付近の値動きは押しが浅いので荒い値動き→149.5のサポートラインは見えているが、レジスタンスラインとの値幅が狭いので、エントリーは難しい。
⑥前月高値で再度レジスタンス。
→この時点で⑤~⑥のレンジ形成。
⑦日足MAへのためし
→日銀の政策変更の報道で急落したが、買いが入って急騰→下ヒゲになった→買いの強さを確認→この下ヒゲで今週は売りの選択肢はほぼ消えた。
⑧前週高値でレジスタンス。
⑨H4MAサポート。
→⑧~⑨の値動きで狭い値幅のレンジ確定。
→この後は前週高値を挟んでのもみあいで終了した。
●今週ポイント
・150.0付近の売り圧力と、ファンダ影響の買い圧力の流れの理解。
→上記が理解できていれば、
ファンダ的には買いだが150.0付近での買いが継続しない
ファンダ的には買い優勢なので、高値付近で売る理由がない
ことから、もみ合いになりやすいことが分かる。
結果ポジションを取りにくい状況になる。
→逆にファンダメンタルに動き(日米の金利差縮小や中東の情勢の変更等)があれば、ドルが売られる可能性あり。また、円安容認の発言がでれば、150.0を上抜ける要因となるだろう。
●来週展望
・このもみ合いがどちらにブレイクするか。
→ファンダ要因でブレイクする可能性があるので、ニュースには十分に注意したい。ニュース要因で大きく動けば、もみ合いの損切発動で急騰、急落する可能性。
→もみ合い中はう打つ手がないので静観。