20231009-1013 USDJPY 週間まとめ
■今週まとめ
●前週まで
①前週の急落後は、②売り買いの攻防→150.0からの売り圧力と、日足MA・日足節目付近からの買い圧力の攻防。
③H4節目付近まで上昇して終了。
→ファンダ的には買い優勢局面だが、150.0付近の売り圧力が見えているので、高値更新からが買いにくい状況。但し、③の節目でレジスタンスされても全体的には買いなので、売りにくい状況でもある、難しい場面。
●全体感
・週の前半は④レンジ形成→CPIの結果を受けてレンジブレイク→150.0付近の売り圧力に押されてもみ合いになって終了した。
・週のスタートでレンジの可能性が考慮できていれば、買い優勢局面なので、下からの買いが安全だった。CPIのブレイクについては、150.0からの売り圧力が見えているので、ダマシになる可能性があったので、見送るかそれを考慮しての買いが必要だった。
売れる場面もあったが、リスクは高かった。
●値動きポイント
⑤スタートは高値付近のもみ合い。
→上へのブレイクについてはだましになる可能性があるので注意。
→結果下へブレイクしたが、前週の⑥の上昇を見ると売りは注意したいところ。仮に売ったとしたならば、⑤のクラスターを上にブレイクで買いに転換。
⑦日足節目、日足MA付近まで下降。
→前回サポートライン。全体的には買いが強いことを考えればここでサポートされる可能性が高いところ→買いポイント。
→結果上昇→④のレンジの形成の可能性が高くなった。
⑧レンジ上限の下あたりで下降。
→④のレンジが確定したが、高値切り下げでレンジ幅が狭くなる可能性。
⑨日足MAサポート。
→WB形成で買いポイント→但し三角持ち合いの可能性に注意したい。
⑩レジスタンスラインからの下降で三角持ち合い確定。
⑪日足MAサポート。
→TB形成→買い優勢局面で三角持ち合いのブレイクを狙える場面、買いポイント→但しレジスタンスラインでレジスタンスされれば一旦撤退、再度サポートを確認して買い。
⑫レンジ上限でのもみあい。
→CPI待ち。
⑬CPI要因でレンジブレイク。
→買いポイントだが、150.0からの売り圧力が見えているので、ダマシになる可能性もあったので静観。
⑭150.0付近のもみ合い。
→買い優勢局面だが、150.0付近からの売り圧力が見えているので、買いには慎重になりたいポイント。売りも押し目買いを狙っている層が見えているので、売りの選択はなかった。
→売り買いの攻防でもみ合いになって終了。149.5でのサポートで短く買いはありだった。
●今週ポイント
・④のレンジの可能性をなるべく早く考慮する。
→150.0からの売り圧力と、ファンダ的な観点からの買い圧力の攻防ができるのは予測できる→高値付近でのレンジの可能性の考慮→⑦のサポートでレンジ確定、レンジ戦略を取る→上限下限からのエントリーか、ブレイク待ち→今回はレンジ幅がそれなりにあるので、レンジの中の短いトレンドを取ることも可能だった。
●来週展望
・150.0付近の売り買いの攻防。
→来週も150.0からどうなるかがポイント。150.0到達で日銀介入の急落すればファンダ的な観点からみても押し目買い勢力の参入が予想される。但し、イスラエルの問題が大きくなれば円買いでドルが急落する可能性はあり→但し、日米の金利差から言っても、下降が長続きするとは考えにくいので、ある程度の下降で調整はするだろう。
→下降するなら日足の押し安値を下抜けるかどうかに注目したい。