202131204-1208 USDJPY 週間まとめ
■今週まとめ
●前週まで
①上昇→②1998高値レジスタンス下降→③週足MA付近まで下降。
④戻り売りで安値を試したところ。
下降継続するか、サポートで上昇するか、の場面。
状況的には戻り売りで下降してきたところ。下降継続するにしても戻りがあるか、もみ合いが必要。
●全体感
・前半はもみ合いからの下降継続、後半は1991高値サポートで上昇した。
・スタートは前週の下降をみて売りにバイアスをかけるが、レンジ判断でレンジブレイク待ち。日銀金融政策変更報道の影響で下降、斜めのもみ合いブレイク後は売り固定。但し、1991高値でサポートされた後はプライスアクションを見て買いへ転換。
・静と動がはっきりと分かれた週だった。前半のもみあいをどこで判断するかと、ブレイクで目線を下に、1991高値サポート後は急激な値動きでどう判断するかがポイントだった。
●値動きポイント
⑤前週の下降。
→伸びた先からスタート。下降の力は強いが戻りか、もみ合いを待ちたい。
⑥戻り目。
→売りポイント
⑦安値試し、H1クラスのWB
→戻り売りから安値を試したところ、H1クラスのWB確認で買いへ目線転換。
⑧前月安値試し。
→個人的にはH1クラスのWB形成したので、ここは抜けると思ったが、レジスタンスされた→下からの買いの撤退ポイント。
⑨WB形成→上昇の押し目形成。
→買いポイント。但し、高値でレジスタンスされたら撤退する。
⑩高値ためし、レジスタンス。
→レジスタンス確認後に下からの買いは撤退。レンジ形成の可能性を確認するポイント。
⑪斜めもみあい形成→下にブレイク。
→途中から安値を切り上げているので、レンジの中でも斜めレンジということで静観する。上に圧力が増していたので、個人的には上にブレイクすると思っていたが、下にブレイク→売りポイント。但し、前週安値でサポートされる可能性はあった。
⑫日銀金融政策変更の報道影響で下降。
→もみあいブレイクでテクニカル的にも、ファンダ的にも目線は下に固定。
⑬1991高値サポート。
→長い下ヒゲ。1991高値で指値の買いが入っていたようだ。このヒゲを見て一旦は目線をフラットに固定。プライスアクションを見て、買いに転換。
⑭雇用統計の上昇
→雇用統計影響の上昇→値動きが荒く静観。
●今週まとめ
・静と動の判断
→今週は静と動のはっきりとした週だった。特に前半部は⑧のレジスタンスでもみ合い形成の可能性の考慮、⑨でもみ合い形成の判断ができるかどうか→この間はエントリーは可能だが、もみ合いの上限、下限でのレジスタンス、サポートを考慮したエントリーが必要。
但し、もみ合いが長かった分、損切の圧力も高く大きく伸びることが予測できた。
●来週展望
→高値からの下降で売りが強い状況だったが、雇用統計での上昇が来週にどう影響するかがポイント。
テクニカル的には、1998高値からの売り圧力と1991高値のサポートの攻防。
ファンダ的には、日銀の金融政策変更の売り圧力と、米国の指標の強さからの利下げ観測の後退の買いの攻防。
まずは、雇用統計の上昇を短期でフォローしつつ、戻り売りポイントを探す。戻り売られて、1991高値を試すようならサポート買い。
1991高値を下抜けるようなら、00レベルのサポートを考慮しつつ、売りへ固定。