20231127-1201 USDJPY 週間まとめ
■今週まとめ
●前週まで
①高値からの下降→②前月安値、1998高値のサポートラインから上昇→TT形成→レジスタンスラインとしては弱いが、フォーメーション形成でここから落ちるかどうか。④に日足MAあり、ネックライン付近でレジスタンスラインとしては強め。
●全体感
・前週形成したTTから下降→週足MAで一旦サポートされたが、金曜の下降で週足MAを下抜けして終了した。
・全体の流れとしては、前週日足クラスの目線が下になったので、売り優勢。週末の米国のホリデーシーズンでもみ合いを下にブレイクしてからは、目線は下に固定→戻り目を探す展開。但し前週サポートされた、前月安値+1998高値が絡むラインでは、もみ合いが想定されるので、安値掴みに注意→WB形成からの上昇からはブロック形成の上昇で目線を上にするか、下にするかはわかれるところ→週末のレンジ。結果はISM製造業指数の影響で下降。
●値動きポイント
⑤前週米国ホリデーシーズンのもみ合い。
→週明けはブレイク待ち。
⑥もみ合いブレイク。
→もみ合いを下にブレイクで目線は下。目線を売り固定→戻り目狙い。
⑦⑧戻り目
→⑤までのもみあいの勢いが強かったので、下降すれば買い勢が参入してくる→短期ではやや荒い値動き→決着がついたのは⑧の戻り目→但し、下降すればするほど押し目勢の参入が予測できるので、安値掴みには注意。
⑨反発上昇
→勢い的には1998高値付近までは下降するかと思ったが、148.0で反転。
⑩戻り目。
→⑨からの上昇が強かったので、一旦はもみ合うかと思ったが、すんなり下降。
⑪サポートライン
→前月安値+1998高値のサポートライン、安値掴みに注意する。
⑫週足MAサポート。
→結果としてそれなりに上昇したが、下降の勢いを考えるとここは静観するところ。
⑬戻り目、1998高値レジスタンス。
→⑫~⑬の上昇の勢いを考えると、浅い押し目から上昇する可能性と、前月安値のサポートの可能性があった→静観ポイント
⑭週足MAでWB形成。
→買いポイント、但し、前月安値か1998高値でレジスタンスされるようなら撤退する。
⑮148.5レジスタンス、もみ合い。
→安値ブロック形成からの上昇の押し目買いと高値から下降の戻り売りの攻防。結果はISMの影響もあり下降。
●今週ポイント
・⑤もみあいは上、下、どちらに転んでもおかしくなかったが、下にブレイクしたことで、売りに目線を固定できたか。
・⑭週足MAのWB形成でサポートを確認して買いを行えたか。
→H1クラスのWBを形成。H1クラスでのフォーメーション形成で多くの市場参加者がサポートを確認→利確・損切・新規の買いの根拠になったはず→その後の買いの原動力になった。
●来週展望
・前週の指標の悪化でファンダ的には売り優勢になりそう、テクニカル的にも目線は下。
・目線は下に固定、先週の下降の戻り目を探す。
・サポートラインとしては、146.0付近の日足節目が絡むところ。
・但し、週末は雇用統計を控えるため、もみ合いが多くなる可能性もあり。